シートタイプ
薄型(50～350μm)にも関わらず、優れた衝撃吸収性を発揮し、精密機器への応用に適しています。
破損防止、及び振動・静音に有効作用します。
ペレットタイプ
他材質とブレンドすることにより、振動低減・静音機能が付加されます。
また、押出成形・射出成形により、ニーズに合わせた最適な形状の衝撃吸収部品を作製できます。
※高圧ガス工業株式会社HP製品情報／サウンドプルーフＺ関連資料を参照願います。
ガラス割れ・飛散防止シート－SA845
製品概略
衝撃吸収性、透明性及び耐候性を併せ持ったシートです
- ①カバー材（強化ガラス/強化アクリル）に貼付けする事で外部からの衝撃を吸収しカバー材の割れ/飛散を防止します
- ②高い透明性があります。また表面の透明PET層は防傷性/防汚性を保有しており、表面汚れを除去できます
- ③優れた耐候性があり屋外でも使用出来ます
- ④交換時は糊残りなく剥がす事が出来ます
製品物性
製品特性（機能）
耐候性試験
促進耐候性試験(SUV)
UV照射：100mW／c㎡ 6時間 湿潤63℃－50% 2時間／湿潤の前後10秒間シャワリング
8時間／サイクル 1日3サイクルにより24時間毎の試験結果
採用事例：高速道路トンネル内灯具・LED照明ガラス保護
検討中の事例：屋内ガラス保護兼遮光遮熱／省エネ性能付与
衝撃性試験
検証結果
| 構成 | 120cm | 150cm | 190cm | 240cm | 300cm |
| 5㎜強化ガラスのみ | 〇 | × | － | － | － |
| 5mm強化ガラス＋ガラス割れ・飛散防止シート | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
※記載数値は測定値であり保証値ではありません
施工方法・施工注意点（重要）
ガラス割れ防止フィルムのサイズ
貼付けするガラスサイズに合わせてカット加工
※ご指定サイズ形状に加工のうえ出荷しますが、被着体サイズよりやや
小さめのサイズ（四方△5-10mm）を推奨します（脱水状況確認が容易）
【施工方法】
- ガラス表面の清掃
- ①スプレー容器に水５００ｍｌと中性洗剤(※)1-2滴を加えた水溶液を準備し、
ガラス前面に水溶液をスプレーしワイパーにて埃、汚れを除去
※寒冷地では不凍液（例:寒冷地用ウィンドウウォッシャー液等)使用下さい - ②固着した汚れはスクレーパーでガラス面傷付けないように除去
- ③その後ガラス全面に水溶液をスプレー
- ①スプレー容器に水５００ｍｌと中性洗剤(※)1-2滴を加えた水溶液を準備し、
- ガラス割れ防止フィルムの貼付け
- ①剥離フィルムを剥がし、ガラス割れ防止フィルム糊面に水溶液をスプレー
- ②再び水溶液をガラス面にスプレーしガラス割れ防止フィルムを置き、位置合せを行う
- ③ガラス割れ防止フィルムの中央部から外側に向いゴムスキージーを使い水溶液と気泡を押し出す
- ④上記③の作業を最低２回ガラス割れ防止フィルム全体に行う
- 仕上げ
- 水溶液、気泡の有無を確認して完了
【施工注意点】
- 作業環境温度
10℃以上の環境にて施行願います - 乾燥時間(目安)
夏季1日、冬季2日
乾燥期間中0℃以下になる場所はできるだけ避けて下さい
カタログ
